寝てもすぐに目が覚めしまう。今日は設営最終日。
意識が会場にあるからか、早く出かけたいけど流石にまだ4時台だから早すぎるかな。
1つの紙の配置をするにもすごく時間がかかってしまったり、すぐに決まったりもする。
昨夜、照明の下で配置したものを、自然光の中で確認しないと、まだわからない。
全体をぐるぐると歩き回って、立ち止まって、何度も何度も客観視しようと試みる。
設営の最後の方は、いつもそんな感じで、徹夜で関わってもなんだか最後まで少し把握しかねるくらいが良いような気もしている
けれども、気が小さいからか時間が許す限りは関わりたく思う。
展覧会が始まる前の、自分しかみることのできないこの時間が、もう少しで終わる。
寂しくもない。嬉しくもない。でも、どこまで遠くにいけるのかがとても気になる。
突飛なことをするわけでもなく、おそらくとても遅々としたペースだけど、少しだけでもズレていきたい。
早く日が登ればいいな。