家にいる時間が多くなるし今後も続きそうなので、作業とか仕事とかするにしても
それらの時間のほとんどの舞台となる家に、居心地の良さを求めてみようと思いました。
目指すは、
《「築年数はあるけど掃除は行き届いていました。ご飯は素朴ですが、好感が持てたので星4つです。
ああでも、お風呂はもう少し広いと嬉しいので、星3つ半かな。(星5つ中と仮定)」くらいの民宿》
という設定で、日々のやるべきことに付け加えて、毎朝の掃除と草花の世話と、ご飯の仕込みを日課に。
なんでもないことを楽しむという、気持ちの余裕をもつことを心がけるために変な設定を自分の中に設けてみました。
今朝から。
もう明日には忘れてそうですが。
自宅の民宿化設定計画で急に思い出した、大学生の長期休みの時に住み込みバイトしていた岐阜の温泉地の旅館。
学生の頃の金欠の自分では泊まりにはいけない感じのところで、こじんまりしてるけど良い旅館でした。
働く人も少人数だから、おかみさん一家の住む家で、息子さんが使っていた部屋にひと夏の間住んでいたのを思い出しました。
五週間くらい旅館の仲居さんとして働いて、料理人さんの作るまかない食べて、夜は温泉入って、人の使っていた部屋で眠る日々。
夏に誕生日があるので、お祝いもしてもらった記憶も…。まだ若かった…。
チョコとか食べたくなったら近くのスーパーまで30分くらい歩かないといけなかったけど、自然豊かで良い場所でした。
こうしてダラダラと思い出しながら打ち込んでいたら、
寝泊まりしていた家の息子さんの使っていたベットの上に寝転んで、寝る前に大学の友人にメールしたり電話したりしていた時、
なんだか異世界から元の世界と交信しているような気持ちがしていたのを妙にリアルに思い出しました。
もう、元の世界(一人暮らしのアパートや、大学のアトリエ)には帰れないのかもしれない。と。
そんなことを思っても、任期が終われば高速バスに乗ってしれっと帰ってきたのですが。
アパートも大学も勿論のこと物理的には変化なし、だったのですが。
帰ってきたのが〝元の世界〟だったかどうかは、未だにわからないです。
多分、そんな感じの〝元の世界へ帰れない〟が常に繰り返されて、今に至っているような。
そう思うと、さてはて、どうするかな〜と、考えます。
という今日の変な思い出し日記。