仕事から帰ってきてポストに届いていた、松本からのお便り。
友人が一冊づつ手製で仕上げている短歌集の第３弾。
この中に2017年に松本で行なった展覧会、「ダムの底」をみて綴ってくれた短歌が収録されています。
ちょうど手のひらくらいの大きさのこの本は、作者のヤスギさんが小さな手で（小柄で素敵な女性なのです）一つ一つ
制作されています。文字の形や、紙の質感、綴じている糸の色まで、作者が大切に選択していることが伝わってきました。
2017年の冬、松本からの搬出時にこの短歌をいただいてから約1年半。
こうして本となってまた手元に届けていただけたことが嬉しいです。
展覧会がこうした形で変化しながら、ヤスギさんの手によって私たちの作為の及ばない形で会いにきてくれたようで。
製本と豆本
舞茸社 maitake sha
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