2019年8月9日②

8月 09, 2019

昼間だったら混みすぎてて入る気のしない公園の中のチェーン店にて。

今日は個人的に最近心につかえていた事がとりあえずひと段落する日とわかっていたので、

前々から本日の残りの時間は好きなことだけするぞーと思っていたのに

昨日買った新しい画材の試し塗りを少しだけしようと思って作業を始めたら数時間経ってしまっていた。

なので、美術館の夜間開室に来てみた。行く場所の発想がいつもと大して変わらなくて虚しい。

でも、きてよかった。

今夜の美術館には子供の時から何度となく訪れる機会もあったけれど、夜に一人で来たのは何気に初めてだった事に気がついた。

空いていて静かで、展覧会の内容も好きな作家だったので興味深かった。

会場にいる人たちもなんだかひっそりとしていて、警備員さんでさえ、心なしか親密な感じがした。

美術館を出るともう月も出ていて、少し涼しくて、よく来る場所なのになんだか違うところのように見えて不思議な気持ちだった。

 

 

窓から見える景色は、室内の反射が映り込み、公園内の木々のシルエットとない交ぜになっている。

まださっき見た展覧会の作品の中にいるよう。

 

何をどう見て、どう感じて、どうしたいか。出来るとか出来ないとか、するとかしないとかは置いといて

考えを巡らす稀な夜。

 

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