ON the 25th vol.1
On the 25th vol.1
2020.1.17-1.19
in Seoul,South Korea
寒いのでポケットに手を突っ込むと、手に触れる木片。端っこが尖っていたりもするので触り心地は良くもない。
それらを手の中でもてあそび、またポケットから手を出すと、いつの間にか木片のことは頭の隅に追いやられる。
「作品」として制作されたそれらは、時間がたち「在庫」になり、ポケットやリュックに入れ運ばれ、「荷物」になる。
被写体になるために街角に置かれ撮影された「作品」とされるそれらは、図像の矩形を構成する一つの「要素」となる。
特別な存在になる訳でもなく、馴染む訳でもなく。
「そこ」に「それ」が「ある」ことと、「それ」が「ある」、「そこ」への考察。
2020.1.25