昨日は水戸芸術館までピピロッテイリスト展を見に行ってきました。
ちょっと遠いけど、行ってきてよかったです。
以前まとまって作品を見たのはもう10数年前というのもびっくりだったけど。
改めて個展を見るといろいろ細かいこと抜きにしてなんか好き。という感じを再確認しました。
自分の変な性質で、展覧会に行くと多くの展示では見始めた瞬間に何故か帰りたくなることが多いのですが
ピピロッティの展示では前回もそうだったけど今回も帰りたくならなかった、という様な変な基準からくる感覚ですが。
今年の夏はちょっと都心から離れた美術館でそういった出会いをすることが多い様な気がしました。
真夏に見た埼玉近代美術館のボイス+パレルモの展示など。。
2012年あたりに展覧会の手伝いで茨城の那珂湊に通っていた思い出があったので、展示を見た後はその辺りをドライブしながら帰ってきました。
車窓から風景を見ていると10年近く経っているから随分と変わっている様な、全然変わっていない様な、よくわからん気持ちになりました。
ある一時期に強く関わって、その後ぽっかりと関係が無くなった物事に再会したことでなんだか処理できない感覚に出会えたのが興味深かったです。
分類も処理もできない感覚がたくさんあるな、な毎日。