2019年9月17日

9月 17, 2019

搬出も無事に終わりました。

今日は改めて今回の展覧会について考えていたのですが、やはり、店舗という機能を持った空間での

作品展示の意味、自身の制作の展開との関係性や必然性、店舗で展覧会という形式をとることにおいての意図の表出方法に課題があったようにも感じました。

視覚的な効果や、商品と作品の見え方の関係性ではなく、制作の意味の方向性と店舗であるという場所の化学反応を試みたようでいて、

見た目の効果の方に重心がよりすぎてしまったようにも感じています。

見せ方、見え方、展示のパッケージの仕方。どれにおいても店舗の意味に負けていては、ディスプレイになってしまう。

そうなることを避けるようでいてやはりその領域から抜け出すことが出来ていなかったのかもしれません。

数年前から考えている、「展覧会を作るということとは」ということ。ただ綺麗にものを配置するということでも、心地いい空間を作ることでも

無いような気がして考え続け実践しているようにも思っていましたが、なかなかうまくいっていないのも実情です。反省点が多すぎます。

でも最初から最後までそうやって作りこんだのは自身なので、現状を受け止め、把握して、分析して、進みたい。

 

 

極力、客観的に捉えて次につなげたい所ではあるので終わった早々から少し考えていることの一部をこうして書いてみましたが、

うーーーーーーーーーん。と、しかめ面で姿勢も斜めってくる夜です。椅子からずり落ちそうです。