2019年4月9日②

4月 09, 2019

桜はやっぱり、綺麗だった。他の木々も綺麗だったし、桜も、綺麗だった。

その綺麗さについて色々思ったけど、最終的に残った言葉はそれだった。

 

白い紙の白さについてぐるぐると考えた末に、いろんなこと一旦置いといて、その白い紙をただ眺めること。

その時に浮かぶ言葉を覚えておくこと。

 

事象の意義を思い、それを疑い、再考して意味づけを行うことに囚われて、そのものをただ眺めた時に

思ったことや、わからなさを奥深くに押し込めていくことが多い。

最初からそれを表に出すこともできるのかもしれない。それもきっと素敵だ。

けれど、奥深くに押し込めていたことを自覚した時に再度、ただ眺める時間に出会い出てきたそれは、

少し違う形で素敵で、わからないなのかもしれない。

ふと見渡すと、私の周りは全てが綺麗で、わからないようだ。

それはとても素敵だ。

 

なんていう晴れて風の強い火曜日の午前中の散文。

 

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