2019年2月4日

2月 04, 2019

展覧会が昨日で終了しました。寒い中、足を運んでいただいた皆様、気にかけていただいた皆様、

ありがとうございました。

 

今回の展覧会では、既視感に既視感を上塗りし、先ほど見たものすら摩耗していき忘れてしまうような状態で、

何を見たくて、何を見たくなかったのか。そもそも何も見ていなかったのかもしれないとすら思う中で、

やはり、私自身が何かを捉えられるのではないかと、その場に立ち尽くしているのかもしれないと感じました。

そして、捉えたと思った瞬間には、手放していることに気がつき、何もこの手に残らないことが、

そこに立ち続けられる理由なのかもしれません。

その、わからなさに寄り添うことで、また見つめ続けることができるのかもしれない。

 

 

HPぶり