展覧会が続いていましたが、18日をもって終了いたしました。
思い返せば今年の3つの展覧会は、どれも異なるアプローチの仕方でした。
作品を制作するということについて、展覧会のたびに違う角度から眺めることができた良い機会だったと思います。
最近の制作の変化としては、手を動かすこと(描いたりするということの意味で)が少なくなり、
考えることやそれらを形作る編集作業に時間を費やすことが増えて来ました。
以前はそれが受け入れられなくて、闇雲にでも手を動かすべきだと考えていた所があり、手を動かしている事を安心材料にしている傾向が
ありました。その事を思うと、遅々としたものではありますが変化してきていることを実感します。
徐々に私を縛り付けていた枠組みについて、俯瞰的に考えられる様になってゆこうとする反面、深く潜って行きたい衝動に駆られます。
ただ、その時は以前とは違う方法で、違う道から深く潜り、常に辺りを疑える目を持つよう、日々考えていこうと思っています。